http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50722383.html

404 Blog Not Found:オリジナルの値段
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50345095.html
あたりを見渡すと、インターネットの世界でうまく行っているもののほとんどは、オリジナリティの高さではなく「真似される頻度」によって決まっているようだ。インターネットのサーバー側を支えるLAMP(Linux, Apache, MySQL, Perl/Python/Ruby/Programming Languages)には、実はどれ一つとして「オリジナル」なものはない。すでに過去にプロトタイプがあったものをきれいに「まとめている」ものがほとんどだ。この点はすでにLarry Wallが7年も前に指摘している。彼の言うところのポストモダンとは「オリジナル」にこだわることではなく「自己流に真似する」ことにある。

Shiro
http://www.practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?Shiro
自分ではない、メディア等で流布される特定の人物の生活を、それこそが クリエイティブで個性的な生活だと勘違いしていれば、そりゃ 自分自身が「創造的」「個性的」に生きるのは難しかろう。 他人の人生を生きようとしてるわけだから。
たとえそれがどんなに凡庸に見えても、あなたの作ったもの、あなたのやったことは、そのことそのものに価値がある。実は「創造的」で「個性的」な人は誰もが知っていることですが、それをここまで分かりやすく言ってくれたのが Larry Wall だったわけです。

Shiro
でも一方で、どんなに「自分に合った」仕事であっても、日常で やっていることの95%は泥臭い、本質とは一見関係無いような 作業であるのが普通で、表面的な作業の無意味さだけを見ていると その仕事の「おもしろさ」を見損なう危険がある。で、 そういうことを嗅ぎわけるには、やっぱり「とにかく働いてみる」 経験が必要だったりする。

だから、「ラクダ本」の冒頭は以下ではじまるのでしょう。

Perl is a programming language for getting your job done.
結局「創造」というのは、泥団子をこね回すことなのだから、泥を嫌悪していてははじまらないということなのです。その意味で、現代の「美術館」は清潔すぎるのかも知れません。絵画のコーナーはもっとテレピン臭くていいし、彫刻のコーナーだったら文字通り泥臭く、かつ銅臭くてもいい。本当に楽しいのは、作品を鑑賞することよりそれを制作する過程なのですから。

ファッションはクローゼットから始まるし
アートもアトリエで始まってる
SOHOとかAIRでもうこういうことやってる